TOOL

ミシン

ミシンにもいろいろと種類がありますが、大きくわけると一般用と工業用にわけられます。
工業用ミシンは縫製工場で既製服を作るのに使われているため、一般家庭で目にすることはほぼないでしょう。
一般用には家庭用ミシン・職業用ミシン、生地の端を始末するロックミシンがあります。
家庭用ミシンには、多機能で刺繍や模様・文字などを縫えるものもあります。
職業用はさまざまな素材の生地に対応してくれ、厚みのあるものも簡単に縫うことができます。
そのほかにも機能・サイズ・価格に大きな違いがあります。
これからどんなふうに洋裁をしていきたいのかを考えて、選ぶと良いかもしれません。

職業用ミシン

現在多くの方々に使われている職業用ミシン。
直線縫いだけのシンプルなもので、家庭用に比べて様々な素材を縫うことができます。

ロックミシン

生地の端を切りながら、3~4本の糸で地縫いとかがり縫いをしてくれます。
これで縫い代が綺麗になり、ほつれなくなります。

SINGER 15K

80年前、アメリカから船に乗ってやってきたシンガーの家庭用足踏みミシン。 石村ミシン屋さんの先代からの資料によると、トルコ工場で作られた物のよう。足踏みの音は遠く懐かしい癒しの音。今でも綺麗に縫えるし壊れません。 滑らかな曲線と飾りが美しく、当時の暮らしや香りまでも感じられます。

プロフェッショナル188ブラック

65年前のシンガー職業用足踏みミシン。
鋳物のどっかりとした重みは、どんな素材も受け止めてくれる安心感と縫いやすさを兼ね備えています。
足の網目や随所にあるシンガーのマークは、この時代ならではの洒落たセンス。

プロフェッショナル188Uグレー

60年前のシンガー職業用ミシン。
時にはモーターを付けて使用したり、また足踏みに戻したり。
電気の要らない足踏みミシンは体一つで縫える、今の時代にこそ貴重なもの。
ブラックに続き、重厚感が頼れる存在。

プロフェッショナル188Uブルーチャンピョン

50年前のシンガー職業用ミシン。
右手マーク上の「188U」のUは、宇都宮工場のU。
現在の宇都宮ベルモールの地、当時パインミシンというミシン工場で作られていた証の印。
地元として誇り高き「U」
宇都宮から世界へと運ばれていたのですね。